その子どもたち ちづるちゃんとわたしも
遊びに行き来し、ときにはお互いの家に 泊ったりして
ちいさいころ なかよく 遊んでいました。
そして 彼女は音大へ、私は理科系の大学に進みました。
結婚後、一度だけ 彼女のもとを
訪れましたが 私より、二つ年上の彼女は
横須賀で 大きなピアノ教室を開催していましたから
離れていても いい刺激を受けていました。
生徒さんは 音大受験生から、小さいお子さん そして
大人の方々と 幅広く
素晴らしい活動をなさっていたようです。
しかし おうちのこともちゃんとなさったうえでの
教室運営は 片時も休む時間なく
なんと、こともあろうに
まだ 54歳の若さで病気のため
急逝してしまわれたのです。
ちづるちゃんのおかあさまから
亡くなる直前のことを伺い
ただただ悔しく 残念な気持ちで
言葉も出ませんでした。
ちづるちゃんなら これから
もっともっと たくさんのピアニストを産み育てて
行かれることだっただろうに。
ちづるちゃんのおかあさまは
レイコちゃんには 体にくれぐれも気をつけて
ピアノの生徒さんを育てていってもらいたいわ。
と言われました。
もうすぐ 彼女の命日が 来ます。
そして、彼女のお母様は 私にこうも言いました。
あの子自身、なぜ、私が死ぬのだろうと
と思っていたのよ。
でもね、最後の最後 彼女が病室で残した言葉は
みんなに、すべてに ただ ただ
感謝
ちづるちゃんのことを思い
新たに またピアノちゃんたちと向き合おうと思うこのごろです。
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